『ケルト十字』で姉の健康状態を占ってみた話

占い

◉ 今日は、5歳年上の姉の健康状態を占ってみました。

<相談内容>

仕事が多忙で、深夜の帰宅が続く中、唯一の心の支えは恋人だったのにも関わらず、およそ1ヶ月前に彼氏の方から突然の別れを告げられてしまい、大変なショックを受けてしまいました。

今も心の傷を引きずっています。

憂鬱な気分が長く続いていて、最近は会社へ行くのが億劫になってきているとのことです。

このままでは、うつ病になってしまうのではないか・・・と不安感に苛まされているようです。

<スプレッドパターン:ケルト十字

ケルト十字

タロットカードの展開方法は幾つかありますが、今回は、ケルト十字というスプレッドを使用してみました。

古来より、どのタロットの解説書にも必ず載っていると言ってよいほど、非常にポピュラーなスプレッドパターンです。

しかし、占い師によって、タロットカードを並べる順番が異なっていたり、各位置の意味合いが違っていたりしているため、自分なりの解釈方法を頭の中で確定させる必要性があると思います。

ケルト十字の一番の特徴は、質問者の現状や心理状態がとても詳しくわかるという点です。

全部で10枚のタロットカードを展開しますが、その中に質問者の現状や心理を示すタロットカードだけで5枚もあります。

ですから、占う人のその問題に対する心理や状況を深く掘り下げることに大きな力を発揮するのです。

しかし、相手に関する情報が1枚しかないので、相手がいる場合の恋愛運を占うのには適していません。

<タロット結果>

①:問題の現状・・・恋人(逆)
②:問題の障害/援助・・・聖杯2
③:質問者の表面的な気持ち・・・聖杯ナイト
④:質問者の潜在的な気持ち・・・金貨10(逆)
⑤:問題の過去・・・剣10
⑥:問題の近い未来・・・剣8(逆)
⑦:質問者の立場・・・月
⑧:周囲の状況/気持ち・・・聖杯10
⑨:質問者の期待・恐れ・・・棒5(逆)
⑩:最終結果・・・節制(逆)

この問いで重要なのは、質問者の心理状態です。

最重要である質問者の潜在的な気持ちには「金貨10」逆位置が出ていて、現段階では、それほど深刻さは感じられません。

しかし、「だらけた時間が多く、体が重くなりがち」という意味があり、失恋のダメージの反動で、心が不活発で疲れ気味であることを示しています。

質問者の期待や恐れ「棒5」逆位置は、あなたが「心が錯乱状態になるのではないか」という恐れを抱えていることが読み取れます。

問題の近い未来「剣8」逆位置で、「過労が病気を引き起こす原因になる」というメッセージが出ており、決して油断はできません。

このままの状態で進んでいくと、それほど遠くない未来に疲労がうつ病を招き、状況が悪化していく心配があります。

そして、最終結果「節制」逆位置は、不安定な精神状態がなかなか改善せず、心身の疲労感を長く引きずってしまうことを暗示しています。

深刻なうつ病にまでは発展しないものの、パワーが強い大アルカナであることから、スッキリとしない状態が長く続くものと判断できます。

問題の障害・援助には「聖杯2」が、そして、周囲の状況には「聖杯10」という温かい情を示すカードが出ています。

別れた恋人以外にも、あなたの周囲には愛情を持ってくれる人がいるはずです。

そうした人に甘えたり、次の恋愛を探すべく、素敵な男性に目を向けてみたりすることが、精神状態を改善させるための対策であるといえます。

 

 

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