一昨日、仲の良い職場の同僚から人間関係の相談を持ち掛けられたので、得意のタロットカードを使って占ってみました。
<相談内容>
長年親交のある女友達が、最近冷たくなってきて困惑しています。
お互いに遠距離なので、ずっと年に2回程度のペースで会って食事をしたり、遊びに行ったりしていました。
しかし、最近は連絡をしても「忙しいから」とか「体調が悪いから」などと言われてしまい、なかなか会おうとしてくれません。
彼女の本当の気持ちのところを知りたいと思うので占ってほしいという内容の相談を受けました。
<スプレッドパターン:スリーマインド>
タロットカードの展開方法は幾つかありますが、今回は、スリーマインドというスプレッドを使用してみました。
占い鑑定で、最も多い依頼内容が「恋愛相談」です。
恋愛中の男女が一番占ってほしいことと言えば、やはり「気になる相手の気持ち」だと思います。
一般的なスプレッドパターンでは、相手の気持ちを知るために、タロットカードを1枚だけ使用して占うやり方が普通ですが、スリーマインドというこのスプレッドパターンでは3枚のタロットカードを駆使して、気になる相手の気持ちを詳細に占うことができるのです。
人間の心というのは複雑であり、一枚岩ではありません。
本人でも気が付いている表面的な意識と、それよりも一歩踏み込んだ深い感情である中間意識、そして、本人も気付かないような本音、もしくは、恋愛感情の有無を示す潜在意識の3層に分けて、気になる相手の気持ちを分析していきたいと思います。
<タロット結果>
①:相手の占う人への表面意識・・・太陽(逆)
②:相手の占う人への中間意識・・・棒9
③:相手の占う人への潜在意識(恋愛感情)・・・金貨10
潜在意識の位置は、3枚のカードの中で一番大きなウェイトを占めていて、恋愛では恋愛感情の有無を司ります。
交友関係の場合は、友情の有無の判断に使用することができます。
その潜在意識には「金貨10」が出ているため、彼女はあなたに対して潜在的に、家族に接するような温かい友情を持っていることが分かります。
それは、長い年月が培ってきたものであるのでしょう。
しかし、表面意識は「太陽」逆位置のネガティブなカードが出ていて、潜在的に持っているはずの友情を表に出すことを阻んでいるようです。
「太陽」逆位置は人の気持ちで出ると、強い嫌悪感を示します。
怒りや恨みのような感情を抱いているのかもしれません。
中間意識の「棒9」は、心を防御して、自分を出せないことを示します。
彼女は相談者の前では、自分の素直な感情を出せないと感じているようです。
一方的に自分の話ばかりしていたり、意見を押し付けたりしていなかったのかどうかをよく振り返ってみるようにしましょう。
安定した友情はあるのですから、相手の話を聞くようにするなど、接し方を変えるだけで、すぐに順調な交友関係を取り戻せるはずです。
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